今回のランサーは以前作ったアーチャーと同スケールのSDキャラなので、サイズとプロポーションを揃える為に、アーチャーの原型をエポパテでコピーして、不要な部分を削りながらポーズ変えをしました。
単に複製したアーチャーの身体を接合して、キャストに変換されている頭部をランサー風に顔を描き換えて、武器を持った状態で自立出来る様に調整している段階です。
顔が変わると印象が変わりますね。
まだゲイボルクを作ってないので竹串で代用中。
必要なパーツをとりあえず揃えてきます。
以下、進行画像は簡略化したプレビュー表示になってます。 (最初から順に見る場合は、左端画像をクリックしてください)
無念のタイムアップで、この段階で申請致しました。 ○<\_
今回はコンパチ仕様で『概念武装Ver.』『レザーブルゾンVer.』という感じで、オリジナル要素を取り入れております
ランサーはボディ全体にラインが付いているので、ナイフで削り出していただけのパーツに180番の紙ヤスリでヤスリがけをして、服の線を書き込みます。
更にパテを盛り付けてしまうので、大胆に油性ペンを使ってます。
軽量エポパテ(グレータイプ)は生地がサクサクしているので、スポンジみたいにもっと奥までインクが浸透するかと思いましたが、少しヤスリがけするとインク部分が消えるレベルなので、それ程浸透性は無さそうです。
背中側は公式絵で出ていないので、アニメ版の設定資料を見たり(公式とちょっと正面からして違う)アルターのワンコインフィギュアシリーズのを見てみたりして、背面はアルター仕様にしてみました。正面は公式絵があるのでそれで。
公式絵では微妙にラインの区切り位置のズレとかがあるんですが、これがアニメ立体どっちも再現されていないんですよね。何故だ!(多分微妙なズレすぎて面倒だからだと思いますが)
腕のパーツも大きさを合わせながら削ってます。
前髪無いとアーチャーっぽさは否めませんが、後頭部の尻尾がつくとそれなりにランサーぽくはなっているような気もします。
基本ベースは、サイズを合わせる為にアーチャーの原型をエポパテで複製したのですが、流石に初めて作った素体のままでは、顔の中身が気に入らないし、まずキャラに表情も合わない。
そんな訳で、オラかかって来いよ風な挑発的な笑み顔に修正しました。
サフ吹きまで終わらせた原型は以下に。
肩装甲とのすげ替え用のオプションのジャケットは、この段階ではまだ出来てませんでした。
顔はやたら修正しましたが、少しはランサーっぽさが出たでしょうか。
レジンに置き換えた胴体と両腕を使って、ジャケットの製作をします。
微妙なパーツのすり合せに原型をそのまま使うと破損する可能性があるので、複製したパーツにエポパテで整形しました。
最初腕もキャストオフの予定でしたが、レジンがくっついてしまった箇所があったので、それならばと腕ごと挿げ替える仕様に変更。
結果的にはこちらの方が、組み立てやすくなったと思います。
何とか複製を完了。全部で21パーツになりました。 (版権プレート含む)
※写真には付属予定の版権プレートは掲載されておりません。
シンプルなデザインだからと油断しておりましたが、いざ立体物はシンプルだと誤魔化しがきかなくなるので難しいという教訓を得たといいます。
正直ジャケットのデザインに凝れなかったのが残念ですが、何かを今後に生かせれば。
ランサーは、流石にシンプルなのでマスキングの手間はそれ程かかりませんでした。
しかしスプレー缶でつや消しコートを厚塗りで噴いてしまったのが災いし、塗装があちこち剥げてしまったので(…)時間の無さに筆塗りでリカバリーをしたので、結局仕上がりは良くありません…。orz
今回、ジャケットを少しメタリックでグロスな感じにしてみようかと思い立ったので、シルバーを吹いた上からMr.COLORのクリアに黒を少々混ぜて透明度を保った状態の色で、エアブラシで重ね塗りをしてみましたが、これが結構格好良い仕上がりになったので、ぬめった光沢がお好きな方にはお勧めです。
そんな訳で、何とか無事にランサーが完成しました!
完成写真は、下記リンクより閲覧出来ます。